〈松濤園〉
下蒲刈町では、豊かな自然と日本古来の風習を生かした全島庭園化事業(ガーデンアイランド構想)が推進されています。その一環として整備された「松濤園」は、三ノ瀬瀬戸の急潮を借景に松を主樹としたみどり豊かな落ち着きと潤いのある庭園です。
この庭園の中には安芸の宮島の門前町にあった町屋を<陶磁器館>に、石置屋根に豪壮な井桁組を持つ重厚な建物を富山県砺波から移築し<朝鮮通信使資料館「御馳走一番館」>に、藩政時代に「大庄屋」の地位を与えられていた旧家を山口県上関町から移築し<あかりの館>にして建物そのものを保存すると同時に、展示室としてそれぞれ活用されています。また、江戸時代に設けられていた<蒲刈島御番所>も復元しております。
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