1969年鹿児島生まれ。2000年東京国際音楽コンクール<指揮>優勝と齋藤秀雄賞受賞、2001年ブザンソン国際指揮者コンクールの優勝で一躍脚光を浴び、以降、国際的な活動を展開。国内の主要オーケストラに定期的に招かれる一方、海外においても、ローマ・サンタ・チェチーリア管、ミラノ・ヴェルディ響、ストラスブールフィル、ボルドー管、ロワール管、ウィーン室内管、カンヌPACA管、チェコフィルハーモニー管、シュツットガルト放送響、南西ドイツフィルコンスタンツ、シリコンバレー響など次々と客演を重ねている。
2006年に読売日本交響楽団の初代正指揮者に迎えられ、ヒンデミットとドヴォルジャークを軸としつつ新作初演まで取り組む意欲的な姿勢とプログラム構成で高い評価を得る。2013年4月には同団首席客演指揮者に就任。2014年4月からは京都市交響楽団の常任客演指揮者に就任することが発表された。2011年から音楽監督を務める広島ウインドオーケストラとは、吹奏楽の分野に新たな一石を投じる活動で注目を集めている。上野学園大学音楽学部教授として後進の指導にも情熱を注いでいる。
これまでに、2002年出光音楽賞、渡邉曉雄音楽基金音楽賞、2006年第17回新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞、2007年第6回齋藤秀雄メモリアル基金賞、平成24年度(第63回)芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞。
▼下野竜也オフィシャルサイト: http://www.tatsuya-shimono.com/
1946年創立。音楽監督にユベール・スダーン、桂冠指揮者に秋山和慶、常任指揮者に大友直人、正指揮者に飯森範親、首席客演指揮者にクシシュトフ・ウルバンスキを擁する。 2014年度からはジョナサン・ノットが音楽監督に就任する。現代音楽の初演などにより、文部大臣賞、京都音楽賞大賞、毎日芸術賞、文化庁芸術作品賞、サントリー音楽賞などを受賞。近年ではミュージックペンクラブ音楽賞を2年連続受賞のほか、2013年11月には川崎市文化賞を受賞した。2012年度より設けられた文化庁「トップレベルの舞台芸術創造事業<年間支援>」初年度4オーケストラに選定されている。 さらに川崎市のフランチャイズ、新潟市の準フランチャイズ・オーケストラとして地域での活動にも力をいれている。教育面でも「こども定期演奏会」「0歳からのオーケストラ」を行い注目を集めている。新国立劇場ではレギュラーオーケストラとして毎年オペラ・バレエ公演を担当。海外公演も数多く行っており、これまでに53都市71公演を行っている。
▼東京交響楽団オフィシャルサイト:http://tokyosymphony.jp
ミュージカル界・演劇界を中心に活躍している俳優三人、井上芳雄、浦井健治、山崎育三郎によるユニット。
2013年5月8日、avexよりCDデビュー。
デビュー・ミニアルバム『StarS』はオリコンチャート・ウィークリー7位、デイリーも最高3位を獲得し、注目を浴びる。同日、渋谷の東急シアターオーブからスタートした5都市でのコンサートは連日SOLDOUTで大好評のうちに幕を閉じた。11月11日にはミュージカル俳優の単独コンサートとしては史上初の日本武道館コンサートを行い、成功を収める。2014年2月12日には『StarS First Tour -Live at TOKYU THEATRE Orb-』(avex)が発売され、2月24日付のオリコン音楽DVDウィークリーチャート3位を獲得する。
▼StarSオフィシャルサイト:http://stars-info.jp/
東京生まれ。2009年6月に米国テキサス州フォートワースで行われた第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで日本人として初優勝して以来、国際的に活躍している。11年11月にはカーネギー・ホールの招聘でリサイタル、12年5月にはアシュケナージの指揮でロンドン・デビュー、7月にはゲルギエフの指揮でサンクト・ペテルブルクにデビュー、いずれも賞賛された。13年7月にはイギリス最大の音楽祭「BBCプロムス」で歴史的成功を収めた。14年1月にはオルフェウス室内管弦楽団との共演によるカーネギー・ホール再登場を果たし、3月にはゲルギエフの指揮でミラノ・スカラフィルと初共演など、注目の公演が数多く予定されている。
07年よりエイベックス・クラシックスより継続的にCDを発表し、2度の日本ゴールドディスク大賞を受賞。作曲家としても注目され、映画《神様のカルテ》で「第21回日本映画批評家大賞」受賞。増山真佐子、川上昌裕、川上ゆかり、横山幸雄、田部京子、干野宜大各氏に師事。
11年3月、上野学園大学演奏家コースを卒業。09年、文化庁長官表彰(国際芸術部門)。10年、第11回ホテルオークラ音楽賞及び第1回岩谷時子賞受賞。13年、第39回日本ショパン協会賞受賞。
▼辻井伸行オフィシャルサイト:http://www.nobupiano1988.com/
ソウル、バルセロナ・オリンピックと2大会に競泳・個人メドレーで連続出場。バルセロナ大会では8位入賞。また10年以上日本記録を保持した。
引退後は、劇団四季「ヴェニスの商人」にて初舞台。主な出演作には「CATS」「リチャード三世」「エリザベート」「イントゥ・ザ・ウッズ」「ハウ・トゥー・サクシード」「蜘蛛女のキス」等があり、舞台を中心にストレートプレイ、ミュージカル、新派、時代劇と幅広く活躍。テレビでは、NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」広瀬武夫役、NHK大河ドラマ「平清盛」伊藤忠清役、最近ではドラマ10「ガラスの家」澁澤一成役、TBS「安堂ロイド」桐生貴志・ナビエ役を好演し、映像でジャンルに捕らわれず活躍の場を広げている。
今年3月より放送のNHK連続テレビ小説「花子とアン」に出版社編集長・梶原聡一郎役で出演が決定している。