知っ得!舞台用語辞典

上手

上手 客席から舞台を観て、右側のこと。Stage Left (英) ※間違いやすいので気を付けて!

下手

下手客席から舞台を観て、左側のこと。Stage Right(英) ※間違いやすいので気を付けて!

介錯

人や道具の移動のときに動きやすく幕や道具をずらしたりして手伝うこと。

飾り

舞台美術を使える状態にすること。

框

舞台と客席を区分する舞台の最先端の部分。 床とは違う素材でできていることが多く、釘などで絶対に傷つけてはいけない大事なところ。

間

長さの単位。1間は6尺(しゃく)で約180cm。「尺(しゃく)」参照。

尺

長さの単位。1尺は10寸(すん)で約30cm。「寸(すん)」参照。 または、時間の長さのこともあらわす。

寸

長さの単位。1寸は約3cm。

ころす

綱元のロープや大道具、照明器具などの道具を決定位置に固定すること。

捌ける

舞台上にある人や物をなくすこと。

わらう

舞台上から大道具などを片づけること。

地絣

地絣舞台の床面に敷き詰める厚手の布のこと。 黒やグレーが多く、舞台に釘打ちして固定する。

山台

山台平台と呼ばれる、演奏者が乗ったり舞台装置を組む際に使う台を組み合わせて、 舞台奥の方を客席側から見えやすくするために、ひな壇状に組む木組みの総称。

所作台

能狂言、歌舞伎、日本舞踊のときに舞台全体に敷く、櫓で作ってあるぴかぴかな平台のようなもの。

迫り

迫り舞台の床面から、演者、大道具などを乗せて迫り上げる装置。

タッパ

高さのこと。横幅は「幅」と呼ぶ。

飛ばす

バトンに吊り下げた幕、書割(かきわり)などを上にあげてしまうこと。

どんつき

緞帳がおりて、舞台の床面につくこと。もしくは、何かの行き止まりなど。

ばみり

立ち位置やものの置く場所がわかるような印のこと。 暗転中に大道具の転換をしたり、幕がしまっているときでも迅速な転換が必要なときに役に立つ。

てっぺん

24時(夜中の12時)のこと。

スモーク

舞台上に漂わせる煙。 化学薬品を加熱して煙を発生させ、扇風機などで拡散させて舞台上に漂わせる演出のこと。 機材により、消防申請が必要となる。

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