ウォルト・ディズニーのアニメーションへの情熱とクラシック音楽への愛情が一つになった映画『ファンタジア』をテーマに、シンデレラ城を舞台としてクラシック音楽、特殊効果、花火を駆使した、“新しいファンタジア”として上演されました。
シンデレラ城を巡る四季、夏の激しい落雷でシンデレラ城は炎に包まれ、一時は廃墟となりますが、ミッキーやミニーたちのゲストへの呼びかけによって、再び美しく甦るのでした。
地球の未来を決めるのは、私たちひとりひとりの行動。みんなで手をたずさえ、
心をひとつにして、この先もずっと一緒に歩んでいこう―――そう語りかけるこの曲は、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにあるテーマパーク《エプコット》で、毎晩のように流れています。
リゾートを訪れるゲストに大人気なのが、エプコットのラグーン(湖)を使って行われる夜のショー、『イルミネーションズ:リフレクションズ・オブ・アース』。ラグーンの中央に浮かぶ巨大な地球儀と、音楽、花火、特殊効果によって、地球の過去・現在・未来が描き出されます。そのショーが終わったあと、ゲストを優しく包み込むように流れるのが「プロミス」で、“未来への約束”を高らかに歌い上げます。
作詞はショーディレクターであるドン・ドーシー、作曲は東京ディズニーシーの『ブラヴィッシーモ!』の音楽を手掛けたことでも知られるギャヴィン・グリーナウェイ。
今年のディズニー・オン・クラシックのテーマを伝えるキーソングです。
昨年まではヴァイオリンとフリューゲルホルンを中心とした小編成の
アンサンブルをお贈りしてきましたが、今年はクラシックギター1本による
演奏でお贈りします。ギターのアコースティックな音色で奏でられる
ディズニーのポピュラーなナンバーを存分に味わって頂きます。
オーケストラサウンドとの対比も聴きどころのひとつです。
・『アラジン』より「ホール・ニュー・ワールド」
・『メリー・ポピンズ』より「チム・チム・チェリー」
・『美女と野獣』より「美女と野獣」
映画史上空前の大ブームを巻き起こした『パイレーツ・オブ・カリビアン』は
「呪われた海賊たち」「デッドマンズ・チェスト」「ワールド・エンド」からなる三部作。
自由を愛する気高き海賊ジャック、美しく勇敢なエリザベス、勇気ある情熱家ウィルの
三人を中心に織りなす人間模様が、世界の大海原を舞台に圧倒的なスケールで描かれます。
作曲は『ライオン・キング』『グラディエーター』等を手掛け、今ハリウッドで人気・
実力共にNo.1のハンス・ジマー。
荒ぶるうねりと波しぶき、激しい戦闘、夕凪にきらめく水平線、風のさざめき…
オーケストレーションが冴えるスコアにブラッド・ケリーが渾身の編曲を施し、壮大な交響曲(シンフォニー)に生まれ変わって登場します!
☆ブラッド・ケリー氏のコメント
「交響曲:パイレーツ・オブ・カリビアン」は、クラシック音楽の交響曲によく使われる形式に基づいて編曲をしました。
首席トランペット奏者、辻本さんを含むオーケストラ・メンバーを
ソリストとしてフィーチャーしながら、
映画のさまざまなシーンや雰囲気を皆様の胸に呼び起こし、映画のスピリットを絵画のように
表現した作品に仕上げました。
アフリカの豊かな王国、プライド・ランドを統治するライオンのムファサは、王位を狙う弟のスカーの策略にはまり、息子のシンバを救うため命を落とします。自分のせいで父王が死んでしまったとスカーに騙されたシンバは王国を出、スカーは王位を奪いますが、王国は衰退して行きます。イボイノシシのプンバァとミーアキャットのティモンに助けられながら、立派に成長したシンバは、幼なじみのナラから故郷の窮状を聞かされ、自分に課せられた使命に気づきます。そしてスカーから王国を取り戻すため、プライド・ランドに戻る決心をするのでした・・・
アフリカの大地を舞台に「サークル・オブ・ライフ」(生命の環)という壮大なテーマを、シンバの成長と闘いを通して描き、ディズニー映画史上最大のヒットを記録した長編アニメーション。全編を彩るミュージカルナンバーはイギリス・ロック界のスーパースター、エルトン・ジョンと『アラジン』『美女と野獣』のティム・ライス、『レインマン』のハンス・ジマーが担当。第67回アカデミー賞最優秀主題歌賞、最優秀オリジナル作曲賞を受賞。1994年公開。