記念すべき10周年を迎えた「ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 2012」は、
9月から12月まで、全国27都市・46公演を開催!
ご来場頂いたお一人お一人のお客様に支えられ、節目の年のツアーを無事終了いたしました。
Dreams Come Trueをテーマに、自分を信じ、勇気を持って、ひとつひとつ実現させてきた
ウォルトの『夢』の軌跡をたどり、また彼のスピリットを今に受け継ぐ名曲の数々をお贈りしました。
オープニングは10周年をお祝いして、『東京ディズニーランド®エレクトリカルパレード・ドリームライツ』と、『ディズニー・ファンティリュージョン!』の豪華二本立て。
どちらも、これまでのツアーで何度も演奏されてきた思い出深い曲です。お馴染みのメロディーが次々と現れ、まるでパレードの光のように輝く照明が会場を包み、一気に夢の世界へ誘いました。
初期のディズニーアニメーション作品からの楽曲を、「ウォルト・ディズニーへのオマージュ」として、ブラッド・ケリーが組曲にアレンジしてお贈りしました。通常のクラシックコンサートではありえないような演出で、会場は大盛り上がり!音楽に合わせて踊るような光とともに、「ハイ・ホー」や「ミッキーマウス・マーチ」では、観客の皆さんも一緒に掛け声や手拍手で参加しました。
ラブ&バラード・アコースティック・セレクションでは、ディズニーの愛の名曲の中でも、「声」そのものが持つ表現力、歌詞が描く世界を味わって頂きたい2曲、『ライオン・キング』より「愛を感じて」、『美女と野獣』より「美女と野獣」をお贈りしました。
コンサートマスターの青木高志さんとフルートの森川道代さんが奏でる艶やかな音色でお贈りした、『ノートルダムの鐘』より「ゴッド・ヘルプ」では、大編成のオーケストラとはまたひと味違う、個々の楽器の音色と旋律の美しさを、たっぷりとお楽しみいただきました。
第一部最後の曲は、オーケストラの為のコンチェルト「イルミネーションズ:リフレクションズ・オブ・アース」。この曲では、ホルン奏者がステージの最前列に並び、立ったまま演奏するという大胆な演出に注目が集まりました。ライブの迫力と、色とりどりの照明の効果があいまって、ドラマティックな楽曲を引き立てます。 オーケストラがフルに鳴り響くクライマックスは、圧巻でした。
指揮者ブラッド・ケリーさんと、ナビゲーターのささきフランチェスコさんの軽妙なトークも楽しみのひとつ。毎回のように変わる内容が、それぞれの会場でお楽しみコーナーとなりました。
5部門のアカデミー賞を受賞した、輝かしい名曲ぞろいのミュージカル映画『メリーポピンズ』からの楽曲が、映画の雰囲気そのままに演奏されました。「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」では、早口言葉に合わせて、客席もスタンディング&ダンシング!
これが、ディズニー・オン・クラシック定番の楽しみ方になってきています。
最大の見どころは、ストーリーを追って演奏される『アラジン』の音楽。
ディズニー音楽の巨匠アラン・メンケンが作曲を手掛け、アカデミー賞、グラミー賞、ゴールデングローブ賞をはじめ、世界中の音楽賞を獲得した大傑作の楽曲をお贈りしました。
シンガーたちの伸びやかな歌声と豊かな演技力によって、物語の世界へと引き込みました。
そして感動のフィナーレ。
喜びや幸せ、元気や勇気を与えてくれる『夢』が私たちの心の中で、いつまでも輝き続けますように・・・ 皆さまと、またお会いできる日を楽しみにしています。