もう10月も後半に入り、秋の風が肌に心地良いですね。
さて、実は私は四季の中で秋が一番好きです。
これは私の感覚ですが、夏や冬は好き嫌いと言い切るのは難しいくらい期間が長い季節でして。
その季節を迎えた頃は喜んでいるのですが、最後の方は早く終わって欲しいと思っています(笑)
逆に春や秋はすごくスマートで期間も短いので、その分季節として強く感じる様です。
普通逆かもしれないですが。
そして春と秋、どちらかと言えば私は秋の方が良い様です。
例えば桜と紅葉であれば、紅葉の方が好きです。
どちらも儚いものですが、桜はその次に新緑が来ますので誕生のイメージ。
一方紅葉の次に来るのは枯れた木々、その上に積もる雪などですから、やはり紅葉の方が終わりのイメージがあります。
何故か私は、終わりの前の最後の美しさの様なものが好きでして(笑)
例えば朝日と夕日でも夕日の方が好きなのです。
しかし秋が好きな本当の理由は他にあります。
学生の頃から、秋から年末にかけては1年の中でも重要な季節になることが多かったからです。
聖歌隊の活動をしていた学生の頃、学園祭が始まる頃からクリスマスが終わるまではともかくイベントが目白押しで忙しい時期でした。
同時に充実した時間を過ごすことが出来る時期でもありました。
そしてハーモニージャパンのスタッフである現在でも、この時期はディズニー・オン・クラシックという大きな仕事を担っており、私にとってはやはり1年の中でも充実した時期に入るのです。
しかもクリスマスを過ぎると年末年始に入りますから、本当に1年の最後のピークという感覚です。
ディズニー・オン・クラシックだけでなく、この時期は芸術の秋と言われる様に素晴らしい音楽が街中にあふれています。
音楽と常に関わっていきたいと考えている私にとっては、これからもこの季節がきっと重要な季節であり続けると思います。
今年も秋と共にディズニー・オン・クラシックを迎え、ご来場の皆様と共に素晴らしい時間を過ごせる様、頑張って参ります。