結成75周年ツアーは、いよいよ、ここ広島県廿日市市で千秋楽を迎えることとなりました。ロビー入り口のポスターに、完売御礼の文字が目立っています!
オープニングは、ベイシー楽団の得意とするダイナミックスとうねりがたっぷりの「オール・オブ・ミー」。そして「スプランキー」「ウィンド・マシーン」と続きます。
名曲「リル・ダーリン」では、ギターの印象的なフレーズを、ウィル・マシューズが、味わいたっぷりに爪弾きます。ヴァレンタインズ・デーにぴったりのスウィートな楽曲です。
アップテンポで気持ちよくスウィングするのは、ヴォーカリスト、カーメン・ブラッドフォードをフィーチャーした「スウィート・ジョージア・ブラウン」。
2部も「シャイニー・ストッキングス」や「キュート」、「ジャンピン・アット・ザ・ウッドサイド」など、ベイシー楽団のオールタイム・ヒット曲が並びます。
ベースのジェームス・リーリのソロは、いつもユーモアたっぷり。
アンコール「パリの四月」では、“ワン・モア・タイム!!”の掛け声とともに、最後のリプライズを力いっぱい、心を込めて熱演。「また皆さんと会えるときまで!さよなら、ジャパン!」とビル・ヒューズ。お客様もアーティストも、最後のお別れを惜しむように、暖かい拍手を贈り合いました。2週間におよぶ記念ツアーは、熱い熱いファンの皆様の応援を受けて、素敵な音楽を各地でお届けしながら、無事幕を閉じることとなりました。
ご来場頂いた皆様に、心よりお礼を申し上げます。またお会いできますことを願っております。
三重県伊勢市にある「船・海・帆」をモチーフにした外観が美しいコンベンション施設・サンアリーナ。本日はあいにくの雨にもかかわらず、たくさんの熱心なファンの皆さんが足を運んでくださいました。
今日は、コンサートの前に、地元のお客様を対象に、クリニックを開催しました。
ピアノのトニー・サッグス氏は、「ベイシー・スタイルのピアノ奏法は“いかに弾かないか”がポイント」と説明。必死に弾きまくるのではなく、「ここぞというポイントで効果的に弾く、それがベイシーの“味”なんだ。」と。とても説得力のあるクリニックでした。
トランペットのマイク・ウィリアムス氏は、トランペットの練習の基本から、優しく指導。学生さんも皆さん熱心に聞き入っていました。
トロンボーンのクラレンス・バンクス氏は、受講生皆さんと“美しいアンサンブルの創り上げ方”をコンセプトに、「パリの四月」のハーモニーを纏め上げていきます。
いよいよコンサートが始まりました。アリーナの舞台は、天井が高く、ステージの両サイドもオープン・スペース。野外フェスティバルのような雰囲気さえ感じさせてくれる楽しいステージです。
「リル・ダーリン」、「ジャンピン・アット・ザ・ウッドサイド」、「シャイニー・ストッキングス」「ワンオクロック・ジャンプ」など定番曲を鏤めたプログラムで、お客様の盛り上がりもMAXに。
アンコールは、「パリの四月」で締めくくりました。“ワン・モア・タイム!!”の掛け声を受けて、リーダーのビル・ヒューズ氏も勢いに乗って、リプライズ。煌びやかなエンディングを飾りました。
クラシックの殿堂、サントリーホールでのコンサートです。
満席の観客席からは、アーティストがステージに上がると同時に、熱狂的な歓声と拍手がホールに響き渡り、演奏が始まる前から、会場全体が異様な緊張感と興奮に包まれました。
1. ALL OF ME
2. 16 MEN SWINGING
3. DOWN FOR THE COUNT
4. WIND MACHINE
5. FUN TIME
6. BLUES IN HOSS FLAT
7. MY SHINING HOUR (C. BRADFORD-VOCAL)
8. HOW DO YOU KEEP THE MUSIC PLAYING (C. BRADFORD-VOCAL)
9. THEM THERE EYES (C. BRADFORD-VOCAL)
10. JUMPIN’ AT THE WOODSIDE
11. ONE O’CLOCK JUMP (SHORT)
1. SHINY STOCKINGS
2. KID FROM RED BANK
3. LIL’ DARLIN
4. WAY OUT BASIE
5. AND THAT’S THAT
6. THINGS AIN’T WHAT THEY USED TO BE
7. THE HEATS ON
8. GOOD TIME BLUES
9. THIS CAN’T BE LOVE (CARMEN BRADFORD-VOCAL)
10. NO EASY WAY TO SAY GOODBYE (C. BRADFORD-VOCAL)
11. LOVE BEING HERE WITH YOU (C. BRADFORD-VOCAL)
12. BASIE
13. ONE O’CLOCK JUMP (SHORT)
ENCORE
APRIL IN PARIS
アンコールは、やはり、今回の定番「エイプリル・イン・パリ」で締めくくります。お客様からの拍手は鳴り止みません。声援にこたえるメンバーには、キラキラ輝く笑顔と喜びの表情が。エネルギーいっぱいの熱い熱い夜になりました。
カウント・ベイシー・オーケストラの75周年ツアーは、神戸公演で、いよいよ半ばにさしかかってきました。
日本ジャズの発信地として、スウィングを支えてきた街、神戸。久しぶりのベイシー楽団のコンサートに、お客様の期待が高まります。
今日も、一曲目から懐かしの名曲揃いです。
1. ALL OF ME
2. 16 MEN SWINGING
3. IN A MELLOW TONE
4. LIL’ DARLIN’
5. THE WIND MACHINE
6. THINGS AIN’T WHAT THEY USED TO BE
7. MY SHINING HOUR (CARMEN BRADFORD - VOCAL)
8. YOUNG AND FOOLISH (CARMEN BRADFORD – VOCAL)
9. THEM THERE EYES (CARMEN BRADFORD – VOCAL)
10. JUMPIN’ AT THE WOODSIDE
11. ONE O’CLOCK JUMP (SHORT)
1. CORNER POCKET
2. BASIE POWER
3. AND THAT’S THAT
4. WAY OUT BASIE
5. SHINY STOCKINGS
6. KID FROM RED BANK
7. GOOD TIMES BLUES
8. THIS CAN’T BE LOVE (CARMEN BRADFORD – VOCAL)
9. NO EASY WAY (CARMEN BRADFORD – VOCAL)
10. I LOVE BEING HERE WITH YOU (C. BRADFORD – VOCAL)
11. ONE O’CLOCK JUMP
ENCORE
1. BLUES IN HOSS FLAT (WITH LOCAL BIG BAND)
2. APRIL IN PARIS (JUST BASIE BAND)
アンコールでは、“甲南高校ブラスアンサンブル”がベイシー楽団とスペシャル・セッションを行いました。関西トップレベルの高校ジャズ・ビッグバンドだけあって、自信の漲った堂々たる演奏。
ベイシー・バンドの定番曲「ブルース・イン・ホス・フラット」。テナー奏者ダグ・ミラーさんは、「なかなか素晴らしいソロだったじゃないか!とっても良かったよ。この調子でいろいろな経験を積んでもらえるといいね。」と学生さんに激励の言葉。今日も熱く素敵な夜となりました。
<<番外編>> コンサートを盛り上げてくれる”75周年スペシャル・グッズ”のご紹介です。
総帥ベイシー氏の貴重な写真や全国をツアーする楽団の様子などが楽しめるジャパンツアー2010のパンフレット。
ベイシー楽団のメンバーにとても人気の75周年記念のスペシャル・キャップ。「アメリカの家族にもプレゼントしたいんだ。これは日本だけにしかないレアーなものだし。ほんとカッコいいよ!」と、テナー奏者のマーシャル・マクドナルドさんも大絶賛です。
ツアー3日目の今日は、神奈川県の平塚市民センターでコンサートを開催しました。「来日してから晴天続きで、気持ちいいね!」とメンバーの皆さん。雪化粧をした富士山の美しい山容が、平塚市内からくっきりと望めます。
昨日に続き、本公演でも、地元アマチュア演奏家の皆さんを対象に、サキソフォン、ギター、ドラムス、ピアノ、トランペットなど7種類の楽器について個別クリニックを行いいました。
アマチュア演奏家の皆さんは事前練習会を開いており、3つの団体に分かれてグループ・リハーサルをしてきました。今日は、クリニックを通して、3つのビッグバンドの中から、最も良いサキソフォン、トランペット、トロンボーンのセクションが選ばれ、ステージでベイシー楽団と夢の共演を果たします。
さて、ベイシー楽団のオンステージです。
1. ALL OF ME
2. 16 MEN SWINGING
3. BLUES IN HOSS FLAT
4. MELLOW TONE
5. EASY LIVING
6. WAY OUT BASIE
7. MY SHINING HOUR (CARMEN BRADFORD – VOCAL)
8. YOUNG AND FOOLISH (CARMEN BRADFORD – VOCAL)
9. THEN THERE EYES (CARMEN BRADFORD – VOCAL)
10. JUMPIN’ AT THE WOODSIDE
11. ONE O’ CLOCK JUMP (SHORT)
1. STRIKE UP THE BAND
2. SHINY STOCKINGS
3. BASIE POWER
4. LIL’ DARLIN’
5. THINGS AIN’T WHAT THEY USED TO BE
6. AND THAT’S THAT (FEATURING DERRICK GARDNER)
7. THE WIND MACHINE
8. GOOD TIME BLUES
9. THIS CAN’T BE LOVE (CARMEN BRADFORD – VOCAL)
10. NO EASY WAY (CARMEN BRADFORD – VOCAL)
11. I LOVE BEING HERE WITH YOU (C. BRADFORD – VOCAL)
12. ONE O’CLOCK JUMP (SHORT)
ENCORE
1. FUN TIME (WITH LOCAL BIG BAND)
2. APRIL IN PARIS (JUST BASIE BAND)
そして、アンコールに選抜アマチュア・ビッグバンドとの共演で、「ファン・タイム」を披露。
夢の共演を終えたトロンボーン奏者のお一人は、目を輝かせながら、「こんな貴重なステージを経験させてもらって、とっても感激!」と興奮している様子。客席からの温かい拍手と声援に送られて、熱いコンサートは幕を閉じました。
松戸市・森のホール21で開催されたカウント・ベイシー・オーケストラ公演、二日目のセットリストを発表します。
First Set
1. Corner Pocket
2. Wind Machine
3. Fun Time
4. Shiny Stockings
5. Lil’ Darlin’
6. Hey Jim
7. My Shining Hour (Vocal)
8. I’ll Close My Eyes (Vocal)
9. Them There Eyes (Vocal)
10. Jumpin’ At The Woodside
11. One O’Clock Jump
Second Set
1. Way Out Basie
2. In A Mellow Tone
3. Blues in Hoss’ Flat
4. Basie Power
5. And That’s That
6. Splanky
7. 16 Men Swinging
8. Sweet Georgia Brown (Vocal)
9. No Easy Way (Vocal)
10. I Love Being Here With You (Vocal)
11. One’s Clock Jump
Encore
1. Strike Up The Band (With Local Big Band: SWING SEPIA)
2. April In Paris
本公演では特別に、地元ビッグバンド“スウィング・セピア”がベイシー楽団との「夢の共演」を行うことになりました。まずは、課題曲「ストライク・アップ・ザ・バンド」を、リハーサル室でみっちり練習。1時間に及ぶベイシー・バンドのメンバーによるクリニックが行われ、バンド・サウンドは益々輝きを増します。
そして、アンコールで“スウィング・セピア”が登場!3ヶ月間の練習の成果をここで披露します。ベイシー楽団の強力なスウィング感とお客様の声援に後押しされて、とっても素敵な競演を披露してくれました。
いよいよ、ジャズ・ビッグバンドの最高峰、カウント・ベイシー・オーケストラ “結成75周年記念ツアー”が、ここ四日市市でスタートしました。
四日市市文化会館は、2003年に公演をしており、楽団にとっては懐かしい思い出の地です。昨日はこちらでクリニックを行い、その後に、楽団全員を招いたウェルカム・パーティーを盛大に開催して頂きました。来日して早速の熱烈な歓迎に、メンバーの顔には笑みが広がります。
さて、本日の演奏曲目を発表します。75年前に結成された当時の代表曲「モートン・スウィング」に始まり、珠玉の名曲揃いのプログラム。
First Set
1 Moten Swing
2 Way Out Basie
3 Fun Time
4 Wind Machine
5 Lil’ Darlin
6 Shiny Stockings
7 Blues in Hoss’ Flat
8 This Can’t Be Love (Vocal)
9 Keep The Music Playing (Vocal)
10 Muddy Water (Vocal)
11 Jumpin’ At The Woodside
Second Set
1 16 Men Swinging
2 And That’s That
3 Basie Power
4 Chelsea Bridge
5 In A Mellow Tone
6 Who Me?
7 The Heat’s On
8 Good Time Blues
9 Sweet Georgia Brown (Vocal)
10 Young And Foolish (Vocal)
11 Love Being Here With You (Vocal)
12 Basie
Encore April In Paris
ビル・ヒューズ氏は、拳にパワーを込めて、楽団全体をリードします。ユーモアと温かみたっぷりのジェントルマン、素敵です。
一糸乱れぬブラス・セクションのキレこそが、ベイシー楽団の真骨頂!
ゲスト・ヴォーカリスト、カーメン・ブラッドフォードさんの伸びやかで迫力ある歌声に、会場が沸きました。
アンコールには、ベイシーのお決まり「エイプリル・イン・パリ」で、“ワン・モア・タイム!”の掛け声が。サックスのうねるサウンドとともに、熱いエンディングを迎えました。
会場は熱い歓声と拍手が鳴り止みませんでした。エネルギー溢れるステージが展開され、客席は喜びと笑顔と熱気でいっぱい。さあ、いよいよツアーが開始しました!