三重県伊勢市にある「船・海・帆」をモチーフにした外観が美しいコンベンション施設・サンアリーナ。本日はあいにくの雨にもかかわらず、たくさんの熱心なファンの皆さんが足を運んでくださいました。
今日は、コンサートの前に、地元のお客様を対象に、クリニックを開催しました。
ピアノのトニー・サッグス氏は、「ベイシー・スタイルのピアノ奏法は“いかに弾かないか”がポイント」と説明。必死に弾きまくるのではなく、「ここぞというポイントで効果的に弾く、それがベイシーの“味”なんだ。」と。とても説得力のあるクリニックでした。
トランペットのマイク・ウィリアムス氏は、トランペットの練習の基本から、優しく指導。学生さんも皆さん熱心に聞き入っていました。
トロンボーンのクラレンス・バンクス氏は、受講生皆さんと“美しいアンサンブルの創り上げ方”をコンセプトに、「パリの四月」のハーモニーを纏め上げていきます。
いよいよコンサートが始まりました。アリーナの舞台は、天井が高く、ステージの両サイドもオープン・スペース。野外フェスティバルのような雰囲気さえ感じさせてくれる楽しいステージです。
「リル・ダーリン」、「ジャンピン・アット・ザ・ウッドサイド」、「シャイニー・ストッキングス」「ワンオクロック・ジャンプ」など定番曲を鏤めたプログラムで、お客様の盛り上がりもMAXに。
アンコールは、「パリの四月」で締めくくりました。“ワン・モア・タイム!!”の掛け声を受けて、リーダーのビル・ヒューズ氏も勢いに乗って、リプライズ。煌びやかなエンディングを飾りました。