結成75周年ツアーは、いよいよ、ここ広島県廿日市市で千秋楽を迎えることとなりました。ロビー入り口のポスターに、完売御礼の文字が目立っています!
オープニングは、ベイシー楽団の得意とするダイナミックスとうねりがたっぷりの「オール・オブ・ミー」。そして「スプランキー」「ウィンド・マシーン」と続きます。
名曲「リル・ダーリン」では、ギターの印象的なフレーズを、ウィル・マシューズが、味わいたっぷりに爪弾きます。ヴァレンタインズ・デーにぴったりのスウィートな楽曲です。
アップテンポで気持ちよくスウィングするのは、ヴォーカリスト、カーメン・ブラッドフォードをフィーチャーした「スウィート・ジョージア・ブラウン」。
2部も「シャイニー・ストッキングス」や「キュート」、「ジャンピン・アット・ザ・ウッドサイド」など、ベイシー楽団のオールタイム・ヒット曲が並びます。
ベースのジェームス・リーリのソロは、いつもユーモアたっぷり。
アンコール「パリの四月」では、“ワン・モア・タイム!!”の掛け声とともに、最後のリプライズを力いっぱい、心を込めて熱演。「また皆さんと会えるときまで!さよなら、ジャパン!」とビル・ヒューズ。お客様もアーティストも、最後のお別れを惜しむように、暖かい拍手を贈り合いました。2週間におよぶ記念ツアーは、熱い熱いファンの皆様の応援を受けて、素敵な音楽を各地でお届けしながら、無事幕を閉じることとなりました。
ご来場頂いた皆様に、心よりお礼を申し上げます。またお会いできますことを願っております。