いよいよ、ジャズ・ビッグバンドの最高峰、カウント・ベイシー・オーケストラ “結成75周年記念ツアー”が、ここ四日市市でスタートしました。
四日市市文化会館は、2003年に公演をしており、楽団にとっては懐かしい思い出の地です。昨日はこちらでクリニックを行い、その後に、楽団全員を招いたウェルカム・パーティーを盛大に開催して頂きました。来日して早速の熱烈な歓迎に、メンバーの顔には笑みが広がります。
さて、本日の演奏曲目を発表します。75年前に結成された当時の代表曲「モートン・スウィング」に始まり、珠玉の名曲揃いのプログラム。
First Set
1 Moten Swing
2 Way Out Basie
3 Fun Time
4 Wind Machine
5 Lil’ Darlin
6 Shiny Stockings
7 Blues in Hoss’ Flat
8 This Can’t Be Love (Vocal)
9 Keep The Music Playing (Vocal)
10 Muddy Water (Vocal)
11 Jumpin’ At The Woodside
Second Set
1 16 Men Swinging
2 And That’s That
3 Basie Power
4 Chelsea Bridge
5 In A Mellow Tone
6 Who Me?
7 The Heat’s On
8 Good Time Blues
9 Sweet Georgia Brown (Vocal)
10 Young And Foolish (Vocal)
11 Love Being Here With You (Vocal)
12 Basie
Encore April In Paris
ビル・ヒューズ氏は、拳にパワーを込めて、楽団全体をリードします。ユーモアと温かみたっぷりのジェントルマン、素敵です。
一糸乱れぬブラス・セクションのキレこそが、ベイシー楽団の真骨頂!
ゲスト・ヴォーカリスト、カーメン・ブラッドフォードさんの伸びやかで迫力ある歌声に、会場が沸きました。
アンコールには、ベイシーのお決まり「エイプリル・イン・パリ」で、“ワン・モア・タイム!”の掛け声が。サックスのうねるサウンドとともに、熱いエンディングを迎えました。
会場は熱い歓声と拍手が鳴り止みませんでした。エネルギー溢れるステージが展開され、客席は喜びと笑顔と熱気でいっぱい。さあ、いよいよツアーが開始しました!