今日は、東京江戸川区総合文化センターでコンサートが行われました。
実は、コンサートの始まる前に、あるイベントが行われました。江戸川区瑞江中学校吹奏楽部“ミズエ・ジョイフル・ブリーズ”の皆様と、リハーサル時に、夢の共演を行ったのです。
彼らとの出会いは、7月8日に遡ります。実は、1週間前に、4名のエリントン楽団メンバーが瑞江中学校を訪問して、クリニックを行いました。その時には、「A列車で行こう」を練習し、様々なアドバイスをしました。
そして、リーダー、トミー・ジェイムス氏から「折角ここまで一生懸命練習したのだから、今度は、デューク・エリントン楽団と一緒に演奏してみよう。」という提案があったのです。
今日は、その集大成の発表会。ご家族が見守る中、とても緊張しましたが、元気なソロや見事なアンサンブルを披露してくれ、素敵な夢の共演となりました。
さて、今日のプログラムは:
First Set
1. Take The “A” Train
2. Cotton Club Stomp
3. Black and Tan Fantasy
4. Lush Life
5. The Mooch
6. Harlem Airshaft
7. Isfahan
8. 2-4-1
9. 8th Veil
10. Caravan
Second Set
1. Things Ain’t What They Used To Be
2. In A Sentimental Mood
3. Johnny Come Lately
4. Anatomy Of A Murder
5. Jack The Bear
6. Mood Indigo
7. Diminuendo and Crescendo In Blue
Encore
Satin Doll
It Don’t Mean A Thing If It Ain’t Got That Swing
トロンボーンのスタッフォード・ハンター氏は、若々しく元気溢れるソロが信条。
穏やかな声で、ソリストの紹介をするトニー・ジェイムス氏。舞台上で常に笑いが起こり、楽団のメンバーがとても仲が良いのが伝わってきます。
トランペットのクリス・アルバート氏は、バンドで最も大柄。とても力強いサウンドで、バンドを引っ張ります。
優しいスロー・スウィングのリズムとともに、マンハッタンの空が、夕焼けに染まります。
今日の「ムード・インディゴ」は、花道でアンサンブルが繰り広げられました。トランペットのラヴィ・ベスト氏がどこから現れるか、毎回サプライズです。
総帥、デューク・エリントン氏は、マンハッタンの空から楽団とお客様を、温かく見守っています。
終演後には、急遽、メンバー3名によるサイン会を実施。たくさんのお客様とふれ合い、素敵なコミュニケーションが生まれました。
さて、次回は、名古屋でコンサートです。お楽しみに!