先日、東京国際フォーラム(ホールA)にミュージカル「イン・ザ・ハイツ」を見に行ってきました。
私は今までミュージカルを見ることはほとんど無かったのですが、
素晴らしい作品を拝見させて頂くことが出来ました!
このミュージカルは、ラテン系ブロードウェー・ミュージカルとして
ニューヨークに住むラテン系移民をルーツに持つ人たちの生活を描いたもの。
サントラCDが、09年グラミー賞を獲得しています。
画期的なのは、ミュージカルにラップを導入しているということ。
さらにHIP-HOP、R&B調の曲が数多く出てきます。
観る前は想像もつかなかったですが、
実際に観た感想は、ともかくクールでメリハリがあって感動です!
HIP-HOPやR&Bは普段から良く聴く音楽の一つですが、
このジャンルの腹に響くリズムが無理の無い形で取り入れられていて、
あまりにも自然に舞台にマッチしているので本当に感動しました。
歌もダンスも素晴らしく格好良かったです!
ストーリーに関しては、ラテン系移民のバッググラウンドを色濃く示しているため、
私自身ある程度バッググラウンドを理解しているつもりですが、
もし間接的にでも彼らの社会に触れたことがあればさらに感動が増したであろうと思います。
それにしても、このミュージカルをきっかけに今後も
HIP-HOP、R&Bを取り入れたミュージカルが増えていけば、
ミュージカルの魅力が変わっていくかもしれませんね。
貴重な体験をしたミュージカルでした!