金沢を観光した次の日は、電車とバスを乗り継ぎ、
日本随一の奇勝として名高い東尋坊へ。
火曜サスペンスでもおなじみです。
東尋坊という名前の由来は、実はお坊さんの名前からきているということを
初めて知りました。
昔、この崖の上で平泉寺というお寺のお坊さんが宴会を行いました。
その時、日頃から粗暴だった「東尋坊」というお坊さんが、仲間に突き落とされて殺されるという、
事件があったそうです。それが「東尋坊」の由来です。
間近にみる断崖は迫力満点。押し寄せる日本海の荒波に浸食されて生まれた断崖絶壁が
約1キロにわたって続いています。
水面から25mもの高さ(ビルの8~9階くらいに相当だそうです)から見下ろす景色はまさに絶景。
上から見下した後は、遊覧船で、海面から見上げてみます。
日本海側からしか望めない絶景ポイント巡り。
ライオン岩(ライオンに似ている)、ロウソク岩、ハチの巣
などを見ながら、荒波に揺られつつ、約30分間の日本海クルーズを楽しみました。
そして、東尋坊タワーからは東尋坊や東尋坊の先、周囲約2キロの越前海岸でもっとも大きな島である
雄島などを眺めることができました。
東尋坊エリアには昔ながらの観光商店が軒をつらね、
にぎやかな雰囲気がありました。海産物も最高です。
自然が作り上げたと芸術ともいえる東尋坊行き、
自然のパワーを感じ取った一日でした。