2月の三連休中に東京では雪が降りました。
1月末にもみぞれのような雪が降りましたが、雪らしい雪が降ったのは
今年初めてのことだと思います。
窓から外を見ると、近所の農業高校の茶畑にもうっすら雪が積もっていました。
寒いのは本当に苦手ですが、雪が舞う空を見て少しテンションが上がった自分にビックリしました。
さて、雪が降ったあとは雪解けとともにふきのとうが顔を出します。
1年で最も早くでてくる山菜で、春の息吹を感じさせてくれます。
独特の苦みと香りがあるので子供の頃は苦手でしたが、
今はふきみそや天ぷらがとても美味しく感じます。
そもそも、ふきのとうとはフキの花のつぼみだそうで、まだ葉が出る前にふきのとうだけが独立して地上に顔を出すようです。
採らずにいるとあっという間に茎が伸びて花が咲きます。
花が終わったあとの5月頃からは、ふきのとうの季節が終わり、葉、葉柄(茎)の旬になります。これがあの食べられるフキになるんですね。
私の中で、フキとふきのとうがイコールではなかったので、ちょっと関心してしまいました。
蝋梅が咲き、ふきのとうが顔をだし、いよいよ春の訪れですね!
冬の間は寒くて外出する事も少なかったので、体中にため込んだ脂肪を
春の訪れとともに少しずつ燃焼していこうと思います。
しかし、美味しいものはやはり止められません。
今回も2月の美味しい和菓子のご紹介。
うぐいす餅
冬の終わりのこの時期、どこの和菓子やさんでもみる2月定番のお菓子です。
うぐいす餅は、求肥(ぎゅうひ)で餡を包み、青えんどう豆を挽いた粉から作られた黄な粉をお餅全体にまぶして、鶯色にします。
お餅の端を少しすぼめて、鳥の形にしたら出来上がり。
うぐいすは春告げ鳥ともいわれています。
そろそろ「ホ~ホケキョ」というカワイイ声が聞こえる頃です。