「ギリシャ」、その言葉を聞くと魅惑的で、神秘的なイメージを持つのは私だけでしょうか。
数々の歴史、文化、神話・・・。エーゲ海の島々から見渡す青い海。
3月中旬、いつか行ってみたかった国、ギリシャへ行ってきました。
1日目はアテネの市内観光。
まずは、国立考古学博物館へ。
ギリシャ国内最大規模の考古学博物館で、遺跡から発掘された貴重な出土品が展示されています。
ミケーネ遺跡から発掘された有名な「黄金のマスク」。
アルテミオン沖の海底から発見された紀元前460年ごろの作品である「アルテミオンのポセイドン像」。
後姿も美しいなあと思わず後ろから撮影してしまいました。
そして、紀元前140年の作品である「馬上の少年像」。
まさに躍動感あふれる作品です。
たくさんの展示物を目の前に、ギリシャの歴史を肌で感じるできる場所でした。
博物館を出て、次はギリシャ最大の観光スポットともいえる世界遺産「アクロポリス」へ。
アテナ女神に捧げられたパルテノン神殿。想像以上に大きく、驚きました。
展望台からは、アテネの町並みを眺めることができます。
下へ向かう途中に、ヘロド・アティクス音楽堂があります。
かなり斜めな感じですが、5000人を収容できる音楽堂で、
古代には音楽会や朗読コンクール、ドラマ公演が行なわれていたそうです。
現在でも毎年6月~9月にアテネ・フェスティバルが行なわれていて、
コンサートや野外劇が開催されているとのことです。
こんなに歴史ある場所で音楽を鑑賞できるってすばらしいことだなあと思いました。
そして、アクロポロスを離れて、アテネ競技場へ。
1896年の第1回近代オリンピックが行われたことで有名な競技場です。
収容人数5万人、競技場の奥の方に五輪のマークが見えます。
ギリシャの心臓部ともいえるアテネ観光。
歴史、文化が凝縮された都市、アテネを満喫しました。