チェロという楽器は弦楽器の中でいえば、ヴァイオリンなどに比べて少しマイナーな楽器に
思われがちかもしれませんが(一般的に)、私はチェロのソロコンサートに何度か足を運んでいます。
今回行ったチェリスト、ラチェザール・コストフさんのコンサートは
昨年に引き続き2回目でした。
昨年「チェロでこんな曲も演奏できてしまうんだ」という新しい発見を私に与えてくれた演奏家で、
今回はどんな演奏になるか楽しみにしていました。
シューマンなどの曲をチェロ用に編曲したものや
20世紀前半の最大のヴァイオリニストともいえるクライスラーの曲をチェロの音色で満喫。
ほかにも中国の太鼓のリズムをテーマにした曲や、
アンコールでは日本の八木節を演奏したしてくれました。
チェロって太鼓の代わりにもなるのだと、楽器の新しい魅力を感じた演奏会でした。