大展望台にある、おしゃれなライブ特設ステージです。
333メートルのタワーなので、Club333。
とても小さな空間です。
東京の夜景といえば、朱色に光る東京タワーのある風景を想像する私ですが、
そのタワーから見る夜景は当然のことながら赤の塔はなく、なんだか不思議な雰囲気、、、
遠くにあるレインボーブリッジを見つけ、やっと東京の夜景らしいことに気が付きます。
聴覚障害を持つ4歳の息子のために、と手話を交えて歌われる楽曲がとても印象的でした。
彼女のライブでは、「要約筆記」といって、聴覚に障害がある方でも楽しめるようにと
歌詞やMCでのトークが文字となり、ライブの進行とほぼ同時に見ることが出来ます。
とても新しい試みが、素敵です。
短い時間ではありましたが、「嬉しい」「悲しい」「素晴らしい」、そして「SPEED」の
手話での表現を覚えました。(これは速さの方のSPEEDでしょうか。)
特別な空間でのSpecial Liveは、目と耳、そして心で楽しむことができ、
とても素敵な時間となりました。
昨年、ディズニー・オン・クラシックのキャストのメンバーにこんな皮肉を言われたことがありました。
「日本から”豆”を取ったら、何が残るんだろうね!!」。
味噌、豆腐、醤油、あんこ、納豆・・・たしかに、その通りかもしれません。
先日、黒豆で有名な兵庫県の丹波篠山地方を訪れ、そこで目撃した過剰なまでの”豆”文化に、その言葉を思い出し苦笑しました。
丹波の人気者「くろまめちゃん」
黒豆の苦味がコーヒーのようなアクセントになります、「黒々茶」
ありそうでなさそうな「黒豆アイス」
名前は”ありがち”、でも良く考えるとありえない黒豆炭酸飲料「ビーンズサワー」
黒豆ジャム、黒豆しょうゆ、黒豆ドレッシング どれも黒豆である必要があるのか・・・、と疑問。
そして、これらすべてを取り扱うお店「黒豆の館」。
”黒”の文字に黒豆のイラスト、これでもか!と主張しています。
海外のアーティストとの何気ない会話から、今までに当たり前だったことが、新たな発見になることは多々あります。
今年のディズニー・オン・クラシックの海外キャスト・メンバーの目には、日本がどう映るのでしょうか?
全国28公演のツアーが今から楽しみです。
2009年 5月16日(土) 19:00開演
ジャズ ヒストリー Vol.1 『北村英治 カルテット』 ~デキシーからスウィングまで~
会場:東大和市ハミングホール 大ホール
主催:ハミングホール
弊社制作のコンサートとして、日本を代表するジャズプレイヤー、
クラリネット奏者北村英治のコンサートが先週の土曜日にありました。
今回はその様子を皆様にお伝えさせて頂きます!
題名に“ジャズ ヒストリー Vol.1”とございます。
これは、ジャズの歴史を初期からたどっていくコンサートを開催していこうということで、
ハミングホールさんにて今年度全4回の企画として行われるものです。
北村英治は、その企画の第一弾として今回の公演を任されました。
~デキシーからスウィングまで~という副題は、まさに初期のジャズを分かりやすく振り返ろうという趣旨であります。
ジャズを少しかじったことのある人ならば一度は聴いたことのある曲目ばかり。
中には音楽の教科書にも載っているような懐かしい曲もあり、
「ジャズは全く聴いたことが無い」という人でも、楽しめたのではないでしょうか。
ピアニストの高浜和英氏がヴォーカルも務めてくれましたので、
ヴァリエーションも豊かで、お客様の盛り上がりも最高潮。
曲間にはご本人自らによる解説が入り、いざ演奏されると、「ああこの曲か!」と納得する聞き覚えのあるメロディー。
そして、「なるほどこれがジャズか!」と言えるような本当に分かり易い演奏だったと思います。
ジャズとは即興演奏を楽しむ音楽です。
今回のコンサートはまさに最もスタンダードな即興スタイルでの演奏でしたので、
聴く側も今誰が即興演奏をしているのかが分かり易く、即興が終わる度に拍手喝采。
本当にノリの良いお客様でした。
コンサートホールでありながら、そこはさながらジャズプレイヤーが自由気ままにセッションを繰り返す
昔ながらのジャズクラブへと化していました。
これこそがジャズの真骨頂というべき演奏であったと思います。
終演後のサイン会には、たくさんの方が並んで頂きました!
本当にありがとうございました!
北村英治氏が一生懸命にサインをして握手をする姿がとても印象的でした。
多くのお客様に楽しんで頂けて、我々スタッフも非常に幸せです。
これからも常に今回のようなコンサートを提供出来るよう頑張って参ります!
今後ともハーモニージャパンのコンサート、
並びにハミングホール、ジャズシリーズに是非ご期待下さい!
※ハミングホール、ジャズシリーズ今後のスケジュール
・ジャズヒストリー Vol.2
「小林陽一&グッドフェローズ」~チャーリー・パーカー/アート・ブレイキーな夜~
2009年9月26日(土) 18:00開演 大ホール
出演=小林陽一(Dr)、松島啓之(Tp)、秋山卓(As)、熊谷泰昌(P)、高道晴久(B)
ゲスト=アンドレア・ホプキンス(ゴスペル、ジャズボーカル)
予定曲目=Night In Tunisia、Confermation、Amazing Grace ほか
※曲目の一部が変更される場合があります。ご了承下さい。
発売開始=2009年6月25日(木)
チケット=全席指定 \3,500
・ジャズヒストリー Vol.3
「前田 憲男 トリオ」~スウィンギーなモダンへ~(ジャズの巨人たち)
2009年11月20日(金) 19:00開演予定 大ホール
出演=前田憲男(Pf)、細野よしひこ(G)、キャロル山崎(Vo)
・ジャズヒストリー Vol.4
「MALTA JAZZ QUINTETT」~新風ジャズへの道~
2010年02月13日(土) 大ホール
先日天皇・皇后両陛下 ご成婚50周年ご即位20周年の記念コンサートにいってきました。
このコンサートはクラシック音楽にご造詣の深い両陛下をお祝いするコンサートとして、
弊社が所属する日本クラシック音楽事業協会などが実行委員会を組み実現いたしました。
当日会場のNHKホールは満席のお客様で、第2部には両陛下ご臨席のもと、
とても豪華な出演者と華やかなプログラムのガラ・コンサート形式で開催されました。
内容は、前回2007年のチャイコフスキー国際コンクール、ヴァイオリン部門で優勝した神尾真由子さんや、今年デビュー50周年を迎えられるピアニストの中村紘子さんなど、普段のコンサートではとても実現が難しい国内一流の出演者が次々と熱演され、本当にお腹いっぱいの企画となっていました。
特に神尾真由子さんは弊社が実施した、チャイコフスキー国際コンクール 入賞者ガラ・コンサートにも参加いただいていたので、私自身とても楽しみで、久しぶりに生演奏を楽しませていただきましたが、やっぱり彼女の息をのむような観客の心を引き込む演奏には驚かされました。
また、皇后陛下が高校生時代にお作りになられた詞に、その後1965年秋篠宮さまのご誕生を記念して作曲された「ねむの木の子守歌」、私は初めてこの曲を聞かせていただいたのですが、とても優しい歌詞をソプラノの佐藤しのぶさんとNHK東京児童合唱団が歌われ、心に響く素晴らしい楽曲でした。
おそらくこれからも後世に語り継がれると思います。
こんな演奏会の様子が、明日5月16日(土)午前11時25分~午後1時まで、NHK BS-hiで放映されるようです。
ぜひご覧になって下さい。
世界遺産モン・サン・ミッシェルに行きたいという母の夢を叶えるため、母と娘の二人旅です。
バス中から美しく聳え立つ中世の島が私たちを出迎えてくれました。
モン・サン・ミッシェルは、フランス北西部、ブルターニュ半島とコタンタン半島に挟まれた
湾の奥にあります。
8世紀に大天使ミカエルを祀る小さな礼拝堂が建てられてから、岩山はキリスト教の祈りの場として知られるようになりました。
海に浮かぶ修道院の美しいシルエットに胸打たれた中世の人々は、“奇蹟”を信じ、ここに惜しみない祈りを捧げました。
海のにおい、パイプオルガンの音。中世の人々はこの地で何を思ったのだろうか・・・。
そんなことを思いながら、島を出ました。
また、華の都パリにも立ち寄りました。
メインは、パリ市街の北側、モンマルトルの丘の麓、赤い風車が印象的なムーランルージュです。
世界でいちばん有名なフレンチ・カンカンで、シンボルの赤い風車がお出迎え。
ノスタルジックな雰囲気が漂う大人の世界。始まる前からドキドキです。
歌と踊り、寸劇などによって構成された舞台は、とってもフレンチ。
最後は、ムーランルージュ伝統の本場のフレンチ・カンカンがフィナーレを華やかに飾りました。まさに芸術です。
フランスに行った際には、ぜひ見て頂きたいショーです。
最後に旅の中で1番思い出に残っていることがあります。
3月3日に弊社でもコンサートを行った、ブラッド・メルドー・トリオのポスターを
フランスの西部ルーアンという街の市場で見つけたことです。
ワールドツアー中に、フランスでも公演を行っていたようで、メルドーのポスターを発見するなんて思いもよらず、嬉しくなってポスターと一緒に記念撮影までしてしまいました。
右上には、3月25日(水)20:30と書いてあります。
フランス語で、mars 3月、Mercrediは水曜日を意味します。
残念ながら、日程が合わず、聴くことはできなかったけど、自分が関わっているアーティストが、
世界中で活躍していることを知り、とても嬉しかったです。
ヨーロッパに行っていつも感じることは、どこに行っても音楽があることです。
教会では、パイプオルガンの音色が聞こえ、レストランでも、地下鉄に乗っていても、
ヴァイオリンなどの演奏が聞こえてきます。
世界には、まだまだ知られていないけど、素敵な音楽があると思います。
旅をしながら、すばらしい音楽をこれからも世に紹介していけるような仕事ができたらといいなあと思いました。
まだまだ肌寒い夜もありますが、すっかり春の陽気ですね。
お昼時に外に出かけると非常に気持ちが良いです。
さて、そんな春の陽気の中で最近私が注目している音楽を今日は紹介したいなと思います。
イギリスのクラシカルクロスオーバー歌手、Katherine Jenkins(キャサリン ジェンキンス)さん。
クラシカルクロスオーバーと言えば、世界的なアーティストとしてSarah Brightman(サラ ブライトマン)が有名ですが、
彼女も系統としては同じアーティストになります。
日本ではサラ ブライトマンの他にLibera(リベラ)やHayley(ヘイリー)が有名ですね。
癒しの音楽として聴いている方も非常に多いのではないでしょうか。
私はこのジャンルが大好きです。
クラシックの要素とポップの要素が合わさった音楽という点で、ディズニーミュージックとも非常に近いものを感じます。
キャサリン ジェンキンスはイギリス本国ではサラ ブライトマンと並ぶ人気アーティストの一人です。
サラ ブライトマンがミュージカル出身なのに対して、キャサリン ジェンキンスはオペラ出身ですのでよりクラシック色の強いアーティスト。
歌っている曲は典型的なクラシカルクロスオーバーの曲で、“Ave Maria”や“Hallelujah”“Amazing Grace”などなど。
癒しを網羅しております。
おまけに元モデルの経験もあるという美貌の持ち主!
癒しの声にも関わらず、ブロンドの髪にゴージャスな美しさが出ていて素晴らしいです!!
クラシックという清楚感のある雰囲気に、ポップスのアイドル性を加えているのがこのジャンルの特徴です。
お勧めの曲は“Rejoice”です。
日本では2008年5月にリリースされたアルバム「Rejoice」に収録されている曲です。
私は寝る前に良くこの曲を聴いて眠りにつきます。
春の陽気にマッチしていて、健やかな気分になって良く眠れますよ(笑)
クラシカルクロスオーバーをまだ聴いたことの無い方はぜひ一度お試し下さい!
少しコアなお話になってしまいましたが、良い音楽を広く紹介していくのも私達コンサートプロモーターの務め!
何かのきっかけになって頂ければと思います。
良い音楽と共に素敵な毎日が皆さんと共にあります様に。