お茶の花って知っていますか?
以外と知らない人が多いのではないでしょうか。
私自身も去年まで知りませんでした。
自宅マンションのリビングの窓から、農業高校の小さな茶畑が見えます。
その茶畑を眺めていると、母親がお茶の花について教えてくれました。
毎年、10月下旬から11月にかけてお茶の木にも花が咲くようです。
直径5㎝くらいのこぶりの白い花が母親は大好きだそう。
ところで、このお花、椿の花にとても良く似ていると思いませんか?
実はお茶の木はツバキ科の植物だそうです。
確かに、よく見ると葉っぱも椿の葉と少し似ている気がします。
とても可愛らしいお花ですが、お茶農家からは嫌がられるそうです。
花が咲くと、来年の新茶に備えるべき栄養が花に取られてしまうため、
茶園では花が咲かないように手入れをするそうです。
だから、今までお茶の花を見たことがないのか!と納得しました。
お茶の花に出会える確率はなかなか低いようですね。
今年もお茶の木に花が咲く時期になってきました。
皆さんも、外出先でお茶の木を見かけたら、お花が咲いているか確かめてみてはいかがでしょうか?
最後にお茶に良く合う、この時期の和菓子を紹介させていただきます。
「椿もち」川口屋さん・名古屋
あまり出会うことの出来ない、和菓子です。
色々な和菓子屋さんに足を運びましたが、椿もちを販売しているお店は少なく、
販売期間も短い貴重なお菓子です。
白いおもちの部分はとってもなめらかな羽二重もちで、そのおもちが、なめらかなこしあんを包んでいます。
「羽二重」の名のとおり、口の中でふわっと広がり、すっと消えていきます。
これは私の中で、忘れられない和菓子のひとつです。
機会があれば、召し上がってみてください。感動しますよ!
東京では、国立にある「一真庵」さんもおススメです
ドミニカ共和国出身の天才ピアニスト、ミシェル・カミロがビッグバンドで
来日しました。
私が聴きに行ったのは最終日のファーストセット。
会場は超満員で熱気に溢れていました。
カミロがステージに登場しただけで割れんばかりの拍手と歓声!
演奏が始められないくらい長く続いていました。
その熱気にはカミロに対する尊敬の念がこもっていて、ただビッグネームだから
というだけでなく、お客さんみんながカミロとカミロの音楽が大好きなんだと
伝わってきます。
カミロだけでなく今日はバンドメンバーもとても豪華です。
私でも聞いたことのある名前がたくさんならんでいました。
特にエレキベースのアンソニー・ジャクソンは、カミロの信頼厚く、ファンにも
おなじみのアーティストで、客席から「アンソニー、アイ・ラブ・ユー!」と
声がかかる程です。
やはりすごいアーティストには、深く音楽性を理解してくれてあうんの呼吸で
動いてくれて且つ精神的にも支えになってくれる人っていうのがちゃんといて
がっちりサポートしてる場合が多いですよね。
よく野球でキャッチャーのことを指して言う「女房役」という言葉、
今日のこのアンソニー・ジャクソンはそう表現して良いのでは。
すごい才能も、誰かがサポートしないと維持してゆけないのだと思います。
パット・メセニーにはライル・メイズがいましたし、
カウント・ベイシーにはフレディー・グリーンが寄り添い支え続けました。
例を挙げればきりがないですけど、多くのアーティストにとって生きることと
演奏することが不可分である以上、単なる「共演アーティスト」の域を越えた
人生に深く関わる関係というのが存在し、そしてそれが演奏に多大なる影響を
与えているのだと思います。
演奏に感動しつつ、それを目の当たりにしたようでジーンとしてしまいました。
ライブだとそれがより見える、気がします。
秋になり、秋風が気持ち良い季節、お散歩にでかけました。
吉祥寺駅から数分、緑豊かな、都民の憩いの公園、「井の頭公園」です。
井の頭池や自然文化園(動物園)もあり、初めて動物園に入りました。
本園と分園に分かれていて、本園にはゾウやシカや
アライグマなど可愛らしい動物がたくさん飼育されています。
井の頭公園で大人気のゾウの「はなこ」。現在日本で飼育されているゾウの中では長寿日本一です。
63歳だそうです。
動物と触れあえる「リスの小径」もありました。
「リスの小径」はリスが放し飼いになっている所です。
あちらこちらと走り回るリスや、えさを食べるかわいらしいリスの姿に癒されます。
少し離れた分園には、水鳥類(白鳥、カモ、ツル類等)と水生物館内には淡水魚、
両生類の展示がしてあります。
都会のオアシス、「井の頭公園」。11月にはきれいな紅葉も楽しめます。
皆様もぜひ秋を満喫して下さい。
久々に横浜にちなんだ内容です。
横浜の名物と言えば、馬車道のアイスクリームや、
崎陽軒のシウマイが良く知られています。
いま、ツアー中のディズニー・オン・クラシック 神奈川県民ホール公演でも、
差し入れの定番となってます。
そんな崎陽軒のシウマイはいったい何処で作られているのだろうと、
工場見学へ行ってきました。(誘われるまでは、そんな事が出来るとは露知らず…)
ところが、意外にも人気の高いツアーらしく、
募集開始からすぐに、土日は定員に達するため、約二カ月先の予約を何とかとりました。
工場見学の内容は、いわゆるよくある内容。作る現場を見たり、歴史を学んだり。
その中で気になったのが、マスコットの“ひょうちゃん”の醤油さし。
シウマイ弁当の中に入っているんですが、色々な種類のデザインや、大きさがあるんです。
ほんの一部ですが、写真をとってきました!
ちなみに、工場見学最後に振舞われた出来たてのシウマイは、とってもおいしかったです。
最近、巷で話題のスマートフォンを購入しました。
そこで、このところハマっているのが「電子書籍」です!
もともと本が好きで、本屋も好きで、新聞も好きで、色々と見たり読んだりすることに幸せを感じる私ですが、
ケータイでいつでも本が買えるという電子書籍元年。それはもう、たまらなく夢中です!
電子書籍は何より軽く(ケータイと同体ですからね!)、いつでもどこでも持ち歩けるというのが良いところ。
流行りのバッグは、華奢で可愛らしいものが多いのですが、ほとんど物が入らなかったりして・・・
そんな時も、電子書籍なら軽く持ち歩けている!なんとも嬉しい状況です。
ページを“めくる”動作も、軽く指で触れるだけで済んでしまうので
実際に1冊の本を読むペースは、紙の本よりも速いと感じます。
しかしまだまだ配信されている冊数は限られておりまして、
本屋で本を選ぶのも、まだまだ楽しい時代であります。
紙の本は重たい・・・but 読みたい!!
この衝動は抑えられず、私のカバンには大きな本が入っていることもしばしば。
最近は可愛らしいブックカバーが販売されていたりと、
やはり“モノ”としての本も魅力があり続けます。
■紙のブックカバーが手に馴染むので好きです。
輸入雑貨のブックカバー。
■ラッピングペーパーを、自作でブックカバーへ!
お気に入りを持ち歩くことが出来ます。
書籍 vs 電子書籍・・・どちらもそれぞれ魅力がありますね!
ちょっと寒くなってきたこの季節、頭もココロも読書でHeat Up!させたいと思います。
ディズニー・オン・クラシックのツアーが既に10月から始まっていますが
10月16日の青森公演に行ってきました。
旅立ちは上野駅13番ホーム、「津軽海峡冬景色」でも歌われている
「上野発の夜行列車/青森行き」です。
毎年のように廃止されるブルートレイン、上野発青森行きは
今やこの「あけぼの」号だけになりました。
プレミア感が増したのか(?)この日のあけぼの号、
完売御礼・満席の盛況ぶりです。
(当日の朝、キャンセル待ちの切符がやっと取れました!)
長岡駅で機関車を付け替え、翌朝、09:56青森駅到着。
青森駅に着いてみると、あちこちに新青森駅開業!の告知が。
12月には東北新幹線が新青森駅まで開通するので、
どことなく華やいだ雰囲気です。
ディズニー・オン・クラシックの青森公演は
2007年以来という事もあって、
「待ってました!」という地元のファンの方々も多く
楽屋には素敵な差し入れも届いて、出演者の皆さん、
スタッフのテンションも一気に上がります。
「青森の人は寡黙で口数少ない」というイメージを
勝手に持っていましたが、何度も繰り返されるアンコールに
スタンディング・オベーション、「ブラヴォー!」の声援…
見事にイメージを覆されました。
(勝手に思いこんでいて、すみません…)
終演後、「しじみラーメン」を食べに行きました。
このラーメンのしじみは十三湖の特産物で、
島根県の宍道湖と並び称されているのだとか。
(これまた知りませんでした)
すっきりとした塩のスープにしじみの滋味といいましょうか
優しい旨みがじんわりと感じられて、とっても美味しかったです!
東北新幹線の延伸で、ますますアクセスしやすくなる青森、
今回のしじみだけでなく、りんごや温泉など、魅力たっぷりです。
再訪がとても楽しみになりました。
10月8日に開始したディズニー・オン・クラシック。
調布プルミエ公演から、10公演が終了しました。
海外キャストが来日してから約1ヶ月が経ち、
いろいろなカルチャーショックを受けながら、
日本文化に溶け込んでいく様子はとても興味深いものがあります。
ツアー5公演目の札幌で、新たな食との出会いがありました。
もう恒例行事化している札幌のジンギスカン・ディナー。
皆が楽しみにしていたジンギスカンを目の前にして、一斉に写真を撮るメンバーたち!
ラム肉をこのように食べるのは皆初めて。
コンサートの翌朝、Kitaraのある中島公園をブラッドさん&トニーさんと散歩。
静かな菖蒲池と紅葉がとてもマッチしていて素敵です。
散歩の途中に、面白いレストランを見つけました。
北海道でとれたカボチャをテーマにしたメニューが揃っています。
パンプキン・パイとパンプキン・アイスクリームを朝食に。
「札幌では、毎回、何か新たな発見があるね!」と大喜び。
日本人の我々には何気ないようなことが、彼らには、特別な日本の思い出となって、いつまでも心に残るようです。
うだるような暑さもだんだんと成りをひそめ、やっと少しづつ涼しくなってきました。
秋といえば「芸術の秋」です。
コンサートと美術館に行ってまいりました。
★ブラッド・メルドー ビルボードライブ東京
鬼才ピアニストが今回はソロでの登場です。
今年リリースされたアルバム「ハイウェイ・ライダー」からと
ジャズ・スタンダードやお得意のロック/ポップスのカバー曲など
じっくり聴かせてもらいました。
自社公演だとなかなかゆっくり席に座って聴くこともできません。
今日は六本木のお洒落な空間でゆっくり堪能することができました。
前半の曲は、音数が少なくて、ポーンと鍵盤をたたいてから静かにじわじわ場内
に音が行き渡ってゆくのがなんとも贅沢。
強靭な左腕も健在でした。
ラフなTシャツ姿のメルドーも素敵です。
★カポディモンテ美術館展 上野・国立西洋美術館
久しぶりに上野へ行ってきました。
ナポリで16世紀に権勢をふるったファルネーゼ家が収集したルネサンスから
バロックまでの作品を紹介ししています。
落ち着いた色彩は秋の季節にぴったりです。
写真は買い求めたポストカードです。
もう10月も後半に入り、秋の風が肌に心地良いですね。
さて、実は私は四季の中で秋が一番好きです。
これは私の感覚ですが、夏や冬は好き嫌いと言い切るのは難しいくらい期間が長い季節でして。
その季節を迎えた頃は喜んでいるのですが、最後の方は早く終わって欲しいと思っています(笑)
逆に春や秋はすごくスマートで期間も短いので、その分季節として強く感じる様です。
普通逆かもしれないですが。
そして春と秋、どちらかと言えば私は秋の方が良い様です。
例えば桜と紅葉であれば、紅葉の方が好きです。
どちらも儚いものですが、桜はその次に新緑が来ますので誕生のイメージ。
一方紅葉の次に来るのは枯れた木々、その上に積もる雪などですから、やはり紅葉の方が終わりのイメージがあります。
何故か私は、終わりの前の最後の美しさの様なものが好きでして(笑)
例えば朝日と夕日でも夕日の方が好きなのです。
しかし秋が好きな本当の理由は他にあります。
学生の頃から、秋から年末にかけては1年の中でも重要な季節になることが多かったからです。
聖歌隊の活動をしていた学生の頃、学園祭が始まる頃からクリスマスが終わるまではともかくイベントが目白押しで忙しい時期でした。
同時に充実した時間を過ごすことが出来る時期でもありました。
そしてハーモニージャパンのスタッフである現在でも、この時期はディズニー・オン・クラシックという大きな仕事を担っており、私にとってはやはり1年の中でも充実した時期に入るのです。
しかもクリスマスを過ぎると年末年始に入りますから、本当に1年の最後のピークという感覚です。
ディズニー・オン・クラシックだけでなく、この時期は芸術の秋と言われる様に素晴らしい音楽が街中にあふれています。
音楽と常に関わっていきたいと考えている私にとっては、これからもこの季節がきっと重要な季節であり続けると思います。
今年も秋と共にディズニー・オン・クラシックを迎え、ご来場の皆様と共に素晴らしい時間を過ごせる様、頑張って参ります。